有限会社ソラ

左より順に
ディレクター大竹沙央里さん、ディレクター北井健二さん、マネジャー丸山聡美さん

▶︎ テーマ

企業理念の具現化によって、組織のタテとヨコをつなげるプロジェクト

▶︎ 施策と効果

数年前に作った企業理念。振り返る機会が減り、存在自体も忘れがちになってきたことに危機感を感じ今回のプロジェクトを始動。理念の再共有と具現化を行っていくことにより、「組織上層部のタテとヨコのGRIP強化」と「全社員の理念に基づく行動の日常化」を実現。

▶︎ お客様の声

■プロジェクトを始める前、どんな問題を感じておられたのですか?
4年前に、当時のコアメンバーでつくった理念があります。かなりの時間と労力をかけてつくったのですが、意識しないと存在自体も忘れがちになってきました。 また、理念をつくった後に入ってきたメンバーが、さらに新しく入ってきたメンバーに指導する場面で、指導内容と理念の解釈とのズレが大きくなっていく危機感がありました。
具体的には、効率を優先する行動が強まり、理念について振り返る行動が減ってしまいました。まだ社歴の浅いスタッフまでもが効率を優先するようになってしまいました。 もちろん、効率は大切ですが、理念が体現されなければただ掲げているだけの飾りになってしまいます。理念はその解釈を合わせて常に立ち返るものでないと、大切にしていることがもっと疎かになると思っていました。

■どんな施策を実施されたのですか?
これまでは社長に理念をさらに具現化してもらうことを求めていました。 今回はそうではなく、ディレクターの3人で"理念を基に、具体的な事業方針、組織運営を描く"ことから始め、5枚ほどの絵で表現するところまで進めました。はじめに"関係の質を上げるレッスン"をしてもらったことで議論は深まりました。
さらにリーダー層と、その絵を基に理念を具現化した状態やそのためのアクションを議論しました。 "ロケットを飛ばそう""球体組織だよね"という言葉がイメージだけでなく、"どんなロケット""どの星に向けて"と、見ているものの共有が一歩進んだ感じです。

■どのように私たちのようなパートナーを探したのでしょうか?
当初の問題意識を持ちながら、いくつかのカンファレンスやイベントに出かけてパートナーを探していました。 "なるほどな""それはそうだよな"と思う話はたくさんありましたが、"現場でこんなことをしてくれそう""私たちの悩みを理解して一緒に進んでくれそう"というパートナーは見つかっていませんでした。
ブリコルールは、当初、全マネジャーにコーチングを実施して欲しいという私たちからのオファーに"少なくともお2人には必要ないです"とアドバイスしてくれました。専門家としての見立てに安心しました。
その上で"マネジャーのスキル不足の前に、ソラらしいメンバーの具体的な行動が揃っていないのでは?""せっかくつくった理念は、どう活かされているのですか?"と、元々の問題意識から一緒に施策を考えてくれる印象を持ちました。コーチングという施策は一つのアイデアにすぎず、目的に基づいて多様なアイデアを出してくれたのでプロジェクトの内容の納得度が高まりました。

■進める上で注意したことは何でしょうか?
施策において、社長の理解、共感を得ることです。 社長は"人は変えられない、人は活かすんだ"と考えています。ブリコルールの思想はぴったりなので、共感してもらえそうだと思ったのです。社長が"ブリコルール"の社名の由来である"野生の思考@クロード・レヴィ=ストロース"を読んでいたのは驚きでしたが(笑)
ソラの理念に共感して、事業やスタッフを尊重してくれそうなことが社長にも伝わったと思います。

■これから、どのような仕掛けを考えておられますか?
ディレクターからリーダー層にバトンを渡しました。今はリーダー層が中心になって、メンバー層も巻き込んで、理念の具現化プロジェクトを進めています。 これから拠点が増え、物理的にコミュニケーションが難しくなるタイミングなので、このプロジェクトを上手く続けていきたいです。

2015 copyrights BRICOLEUR