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  • 2019.12.06

    2歳児の子育てから学ぶこと

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    先月娘が2歳の誕生日を迎えた
    周囲から2歳は大変やで
    と言われていたが、確かに大変

    言葉の量が増え
    行動範囲が広がる
    毎日事故寸前で怒ってばかりいる

    先日、保育園の連絡帳を見てまた怒ってしまった

    トイレでおしっこをする際
    以前までおとなしく座っていたが
    その日は便座の上に立ったらしい
    危ないのでやめるように言いましたと

    便座から足を滑らせば大変なことになる
    親として申し訳ない気持ちで一杯になり
    ひたすらお詫びをする

    次の日はベテランの先生からの返事

    大丈夫ですよー
    座っていたけど、立ってもいいのかな?
    と色々試して学習しているんです
    だからそんなに怒らないでくださいと

    なるほど
    学習と捉えるのか

    娘からしたら好奇心で試してみた
    立ったらどうなるのだろう?
    だから立ってみた
    すると怒られた
    危ないから辞めておこうとなっている
    その後は立っていないらしい

    次はどうしようかと考えているのかもしれない
    大きな成長の一端だったのかもしれない

    学習であれば失敗してもよいし
    試してもよい

    親からしたら
    「危ないことばかりして」
    「言われた通りにしなさい」
    と思ってしまいがちである

    保育園の先生の一言で
    子供を見る目が変わった
    学習を妨げている可能性がある事を反省した

    これは子供だけのことなのか
    いや私も含めて広く全般に言えるのではないか

    最近ある企業に勤める後輩の相談に乗っている
    彼女は研修部門で働いており社員の育成計画を
    人事や経営と練りたいという
    今まで部を跨いで話す機会が少なかったが
    今度部を跨いで一堂に集まるという

    しかし、集まるだけで実のある育成計画が練られるのか不安が残る

    例えば
    何か作るらしいが失敗したら恥ずかしい
    意見を言えと言われたからとりあえず何か言っておこう
    という心理状態であれば実のあるものは作られないだろう

    最近読んだエイミーの「チームが機能するとはどういうことか」という書籍では
    協働する状態を作る一つの方法として”学習リフレーミング”を挙げている
    “この取り組みは学習であると皆が共通認識すること”で
    挑戦して失敗から学べばいい
    だから皆で一回やってみよう
    と見えない壁が取り払えるという

    確かに前職で支店のブランドを作った際は
    私たちは開拓者である
    だから失敗もある
    色々やってみよう
    と言い合いながら進めた
    11人のチームだったが
    全員が発言し試行錯誤の結果
    皆が自分事としたブランドができた
    これも一種の学習リフレーミングだったかもしれない

    当然ビジネスなので結果が求められる
    しかし、結果だけを見るあまり
    強制的に意見を出しなさいなどと関わることで
    失敗はできない
    挑戦が怖い
    新たなことは控えよう
    となり、結果的に”結果”がでなくなるのではないか

    トイレの話に戻ると
    便座に立った際に沢山怒れば
    立たないかもしれない
    もしかしたら他の危ないこともしないかもしれない

    すると、その子は失敗したらだめ
    言われたことをすればよい
    と育つかもしれない

    一方で、親が怒りはするが大きく受け止めることで
    その子は失敗してもよいと捉え
    色々挑戦していく子に育つかもしれない

    そうすると
    2歳児は子供が大変なのではなく
    実は親が大きく変わるという意味があるかもしれない

    西村元太

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