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  • 2016.08.20

    うずうず、が成長のタイミング

    水田道男

    教える事は甘えに繋がる。
    自分で見て、感じ取って学ばなければ本物にはなれない。
    やりたくてしょうがなくなってからやらす。そうすれば喜んでいつまでもやる様になる。
    そして、鉋を貸すときは一番いい鉋を貸す。最高の切れ味を体感する事で刃物の研ぎ方が変わる。

    これは、宮大工の小川三夫さんの言葉。
    うずうずしてない状態で、何を教えても身にならないということだ。
    そして、うずうずした時には最高の素材や、自分が持っているものを惜しみなく提供する。
    至言である。

    少し親馬鹿な話になるが、次女が今、うずうずしている。中学校のバスケットボール部でキャプテンに指名されたらしい。
    本人は望んでいた訳でもなく、当初の反応はどちらかというとネガティブ。
    しかし、その後明らかに彼女の会話の内容が変わってきた。家では「しんどい。疲れた」と愚痴を語るのみだったが、最近はチームメンバーのことを語り出した。「○○ちゃんが、今日は良かった。」「□□ちゃんの足の調子がよくない。」
    そして、「もっと、私が上手くならないと・・・」
    女子バスケットボールの日本代表のオリンピックでの試合を何度も何度も繰り返して観ている彼女に、「宿題はどうなってるの?」と問うのは野暮の極みだろう・・・。

    更にもう一題、少し気持ち悪い話になるが、私も今、うずうずしている。
    前職のリンクアンドモチベーションからの仕事で、ある会社の考課者研修の講師を連続で務めている。そこでの先方人事部長とのコラボレーションが大変心地よい。
    詳しくは書けないが、回を重ねる毎に部長パートと私のパートの話の流れのよどみがなくなり、メッセージの調和が増幅し、1+1以上のものを参加者に届けられているような実感が湧きつつある。考課者研修としてのプログラムは毎回固定のものがあるのだが、2人の関わり方やそれぞれが話す内容は即興的で、実に楽しい。

    私たちブリコルールは創業以来、2人体制でのファシリテーションにこだわってきた。
    これは、気心知れたメンバー同士ゆえの職人芸だと私は思っていた(野元、小野寺の見解は分からないが・・・)。つまり、これはあまり再現性のないもので、故に私たちの個性になりえるものだと。しかし、今回の経験で、それは単なる私の思考停止だ、と体感した。

    再現性はきっとある。
    そして、外部のステークホルダーと私たちの協働ファシリテーションへの拡張性も絶対にある。

    そのような気づきに、うずうずしていた私に、チームや組織に対する2人体制のコーチング、2人のリーダーによるプロジェクトの運営を学ぶ機会が9月に訪れる。
    更に別のコンサルティング会社との協働プロジェクトマネジメントの提案が出来そうな状況も巡ってきている。

    うずうずを、わくわくに変える秋にしたい。

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