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  • 2018.04.02

    マネジャーへの転換を阻む環境

    野元義久

    第一回のブリコルール型(対話型)勉強会「プレイヤーからマネジャーへの転換」は満席の参加を頂きました!ありがとうございました!

    お客様、ビジネスパートナー、お友達…と、多様な方々でした。経営者からマネジャー候補の方までいらして、テーマに向き合う角度も違います。

    そんなみなさんが「このテーマはもっと話さないといけない!時間が足りない」と言われるまで、対話が深まっていたことを嬉しく思います。

    ※次回は4/13金 1830-2030です。是非、のぞいてみてください。

    私が心に残ったのは、
    ⚫︎私らしさ
    ⚫︎不条理の放置
    という2つの言葉です。

    ある方が「その役割が私でなきゃいけない理由が何か?と考え続けている…」と話されました。
    マネジャーとして研鑽されようとしているからこその言葉です。決して他者が答を与えることの出来ない問いです。
    これからも対話型勉強会では表層的にフレームや論を教示し合うのではなく、良質な問いが行き交う場にしたいと強く思いました。そして、その場をつくれる可能性は充分にあると勇気付けられました。

    マネジャーの抱える不条理についても本音が交わされました。
    複雑性を縮減する役割だと言われるが、期待や要求が矢継ぎ早に投げ込まれて押し付けられている…不条理な環境に追い込まれているということも確認されました。うちの会社だけじゃないんだ…という変な安心感が漂った時間でした。

    解決策を提示する場ではありませんが、私からも持論をご紹介しました。

    マネジャーへの転換とは「する」から「してもらう」への転換である。
    しかし、その転換を阻むのは、3つの拡張ループが重なって構成される自己強化サイクルである。

    ⚫︎「してもらう」を評価出来ないから止まる。
    マネジャーの上司をはじめとする上層部自身に「する人としての過去の成功体験」が沁みついている結果、「してもらう行動」は支援されず評価されないので馬鹿らしくなり、止まる。

    ⚫︎「してもらう」が怖いから、元に戻る。
    任せるということは判断する人が最前線で情報を掴めていないということです。よって「おそらく…」という想定を信頼せねばならない時が増えます。だがこれが出来ず、自らの介入を強める。元に戻るわけです。

    ⚫︎「してもらう」猶予がないから始まらない。
    してもらうへの転換が成果を出すまでにはタイムラグがある。ラットレースに入った事業モデルではタイムラグが許されないため短期成果を求める力は強まり、「してもらう」への転換が始まらない。これは経営の責任だと思います。

    勉強会で紹介したこれらの意見も私からの一つの見立てに過ぎず、解決策ではありません。

    対話によって、解決策を見つける前の問題の解きほぐしが進む会でした。
    これからも、私たちらしい勉強会を続けてみます。機会があれば、ぜひお越しください!

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