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  • 2015.10.23

    「研修投資しても変わらない」のはなぜか?学びを回転させる重要性

    小野寺友子

    7月に株式会社BRICOLEURを設立してから早3ヶ月。
    WEBがローンチされ、このブログもスタートした10月は、様々なプロジェクトがスタートする月にもなりました。

    ・管理職候補者 リーダーシップ研修 6ヶ月
    ・新任マネジャー マネジメントスキル獲得研修 8ヶ月
    ・若手社員 実践型問題解決ワークショップ 8ヶ月
    ・一般職女性社員の職域拡大プロジェクト 上司向けワークショップ 4ヶ月
    ・幹部社員 DNA伝承プロジェクト 6ヶ月
    ・組合支部活動支援プロジェクト 8ヶ月

    と、対象もテーマも本当に様々。
    BRICOLEURらしいワークショップ、プロジェクトを、一つ一つ、直接担当していない関わらないメンバーも知恵を寄せ集めてデザインしています。

    と書きながら。私たちらしい、BRICOLEURらしい、とはどんなことか。日々に流されずきちんと心に留めておきたくて、あらためて書いてみたいと思います。

    従来の企業人事において、人材育成といえばその対象は個々人の知識やスキルでした。「所属する社員それぞれが豊富で多様な知識を持ち、ロジカルに話ができて、文章が書けて、マネジャーであれば部下の話も最後まで聞ける」。(もちろんスキルはこれだけではないのですが…)
    そうすれば質高く、きっと量も多く働けるはずだという前提のもと。

    確かに、ベーシックなスキルがなければ業務は立ち行かないため、豊富な知識はパワフルです。
    しかしながら、せっかく身につけた知識やスキルを日常の業務にどうつなげていくか、なるほどと思った発見をどう行動で発揮するか、という点は受講者自身に頼っているのが実態です。(「研修投資してもなかなか変わらない」のは、ここを受講者に依存していることに原因があると考えます)
    いい大人は、人から話を聞いただけではなかなか学びにつながりません。いい大人は、それなりの経験があるからなかなか自分のやり方を変えられません。
    新たに学んだこと≒抽象を、日常の業務≒具体につなげることは、「では、あとはみなさん頑張って下さい」だけでは、難しい。

    その前提に立ち、私たちは、以下の3点を大事にして、学びの場をデザインします。

    ①経験学習を回す
    大人は、自分で実践し→経験を受け止め→成功や失敗の要因を振り返り→コツ化して次につなげるという、学びのループを回すことではじめて成長します。(※コルブの経験学習理論(1984)より)
    結果を出している、成長している人は、自然とこのループを回しているはずです。
    この『回転』を生み出すことを念頭に置いています。

    ②現場の声を拾う
    私たちがワークショップの場でできることは二つ。最初の一『回転』へと押しだすことと、その次の『継続的な回転』へとつなげることです。この『継続的な回転』をうまく起こすには、受講者の特性によりそのスイッチの押しどころや強さが違います。
    ワークショップのデザインをする前段階で、対象者やその上司にインタビューを行い、これまでの経験の蓄積に基づく自分たちならではの感覚で、対象者の特性を理解しようとしています。

    ③実課題を取り扱う
    ほとんどの場合、架空のケースで終わらせず、実課題を取り扱います。抽象的な話を極力少なくし、具体的な議論を展開するように仕掛けます。
    理由は単純。架空のケースでは経験学習が回らないからです。日常にそのまま持ち込み活かせるようにつなげます。

    これらへのこだわりからか、私たちにご依頼いただくお仕事を見渡せば、一度きりのいわゆる「単発研修」のお仕事はほとんどありません。

    上述したいずれのプロジェクトも、◯ヶ月とあるように、継続して複数回関わらせていただくことで、本質的な学びを起こしたいといつも思っています。

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