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  • 2017.05.11

    皆さんの職場の会話の流れは・・・?

    水田道男

    私は「水」に縁があるように思う。
    苗字は、水田。
    今住んでいる場所は、逆瀬川という駅で、文字通り逆瀬川という川の傍。
    最近の旅で印象に残ったものが、安房川、チミケップ湖、狩野川、水の無いプール・・・
    日本酒を好きになったきっかけは学生時代に飲んだ上善如水で、大学のOB・OG会は如水会。
    そして、最近読んだ本で印象に残ったのが以下のフレーズ。
    「それぞれの部品がフィックスされている機械のメタファーから、組織を『水』と捉えた見方にシフトすることが役立つ。これは絶え間なく続く『流れ』を強調するものだ。われわれは特に、合流(コンフルエンス)の概念に惹かれる。『共に流れる』という意味だ。」
    (ダイアローグ・マネジメント/ケネス・ガーゲン/ロネ・ヒエストゥッド著)
    同書では、「有効な対話とは、複数の声が一緒に流れていること。それが、合流の本質である。」とも述べている。

    現在、私たちは職場を見立てる為のサーベイを開発している(ちょうど、産みの苦しみ中・・)。精緻な診断ツールというより対話ツールという位置づけで思考しているのだが、その過程で自分たちが色々な職場や組織をどのように観てきたかを振り返る機会にもなっている。以下では、会話の流れという視点で私は場をどのように観ているのかということを読書体験の内省という位置づけでやってみた。

    先ずは、流れの構造。
    会話の導管が縦・横が中心なのか、蜘蛛の巣状なのか?
    そして直流なのか交流なのか?
    会話の中身を一切捨象して、これだけを観るだけでも多くのことが見えてくるように思う。
    次に、流れの中身。
    発話されたことそのものに意識向ける情報重視の場なのか、発話されたことの背景にある意図/感情やそれをどう受け止め解釈するのかという意味を重視する場なのか?

    こうして整理すると、以下の4つのパターンで場を私は見立てているのだと思う。
    ① 提起の場(縦・横・直流/情報重視)
    ② 発散の場(蜘蛛の巣・交流/情報重視)
    ③ 収束の場(蜘蛛の巣・交流/意味重視)
    ④ 選択の場(縦・横・直流/意味重視)

    そして、もう一つ大切だと思うのが、流れの変換を自覚的に行っているのかどうか?

    つまり、流されているのか、流れを自ら作っているのか。
    恐らく職場毎に自分たちが慣れ親しんだ流れがあるのだと思う。それを必要に応じて変えられる、選択できる職場であることが、チームになるためには欠かせない要件ではないかと思う。先ほどの書籍にも、「会話の選択地点」という言葉が何度も出てくる。常に流れは選択できるということである。

    私たちブリコルールにも当然慣れ親しんだ癖がある。意味を重視しすぎて(いちいちしっかり受け取ろうとする。意味を見出そうとする・・・)ブレストが下手である。また、交流重視なので、決断することがあまり得意ではない。

    言うは易し、行うは難し。

    言行不一致と怒られそうだが、水清ければ魚棲まずで、水に流して頂きたい。

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