10年振りにダンスをした
テーマは10年後の最高の自分
仕事でダンスをしたのは初めてかもしれない
あるお客様の若手研修でのこと
参加者は約140名
5日間で仕事のよろこびを深めるプログラムだった
最終日は自分の最高の状態を表現するワーク
単に語るだけでなく
絵や踊りや歌で最高の状態を表現した
いきなり参加者が踊ったり歌ったりするのは
ハードルが高いとの懸念の声があり
先にファシリテーターがやることに
5人の中で自然と私に決まり140人の前で踊った
凄く緊張したが想像以上に学びは多かった
このプログラムはAs is To beのフレームを下敷きに考えた
As isは今の状態
To beはありたい状態
今回はありたい状態を10年後の最高の状態とした
1つ条件としてその会社で働いていることを設定した
なぜありたい状態を考えるのか
目指す先が分かるから
そこに向かって一歩を踏み出せるから
行動に思いを乗せることができるからだと思う
ありたい状態を持たずに仕事ができたとしても
何の為に仕事をするのか分からなくなっていくだろう
ではどうやってありたい状態を描くのか
以前から何度か考えたことがあるが難しい
私が感じた理由は次の3つ
1. 考える機会がない
2. 考え方が分からない
3. 考えても分からない(自信を持てない)
先ず普段の仕事ではやらなければならないこと(must)が殆どであり
ありたい状態(will)を考える機会はない
またいざ考える機会があっても
いきなり考えるのは難しい
仮に考えてもそれが自分のありたい状態なのかに自信を持てない
今回(半強制的に)ありたい状態をダンスしてみて
これら3つを解消できた気がする
1.は以下の3つを決めること
時間・場所・聞き手
今回であれば
この20分はありたい状態だけを考える
普段行かないホテルで考える(見渡せる場所がよさそう)
参加者に発表する
2.は先に今を考えること(今を基点に未来を考える)
以下を意識して考えたらうまくいった
今ワクワクすることは何か
今問題に感じることは何か
それらを基点に未来を考えた
4W1H(WHY以外)で目に見える部分を考え
目に見えない部分のワクワクすることや
怒りを感じることなどの思いを考えた
3.は踊りで表現すると不思議と自信が生まれた
最初はありたい状態を言葉で書いたが
この段階では不安だった
しかし踊った後はこれかもしれないと自信が生まれた
踊ると自然に感情が出る
感情が出るとより実感が増すのかもしれない
ちなみに踊った後は
参加者も方々でダンスや歌で最高の状態を表現してくれた
彩があり良い場ができたことが嬉しい
参加者の未来が楽しみになった
時には率先して勇気を出すことが大切と学んだ
(かと言っても同じダンスはもう恥ずかしい)
翌日(張り切りすぎて?)体調を崩したのは誰にも言えなかった
まだまだジムの効果は先のようだ
西村元太