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  • 2020.09.04

    「やって当然」という暗黙の前提が周囲に溢れている気がする

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    安倍さんが辞任された
    お疲れ様でしたと言いたい

    ここで政治の話をするつもりはない
    ただ国内の辞任関連のニュースを見て思うのは
    なんとなく安倍さんを評価する声が少ないと感じる

    政治は、結果が全てという考えや、
    ロバと老夫婦の例えの考えもわかる

    しかし通算7年以上働き続けて
    もう少しポジティブに送りだせないのかなと単純に思う

    一方、海外のリーダーからの発信は顕著
    感謝と在任中の評価に目を当てて送り出している
    (立場上の話もあるかもしれないが)

    この根底には何があるのか

    よく聞くのは
    政治家は私たちの税金を貰っているんだから
    働いて当たり前という声

    この考えだと、「やって当然」という言葉がフィットしそう
    逆を返すと「やれなかったらダメ」

    これだと、できたことに対して評価したり
    感謝したりする考えは生まれにくそう

    「やって当然」

    別の視点から考えると
    日本は島国であるため
    どうしても同質化しやすい

    一般的な教育現場を見ると分かりやすい
    同じ知識を伝え、記憶する
    同じ記憶ができたかをテストで確認する
    テスト結果が強力な指標になり同質化が進む

    島国で生き抜く為の戦略だったかもしれない

    同質化が進むと、できることが目立つより
    できないことが目立つようになる

    できることで他と同じになり、
    できないことで他と違いがでる

    すると、「やって当然」という思考が生まれそう

    一方、大陸国は人モノの往来が多く
    常に異質がまじりあっている
    同質化しようともコントロールできないのかもしれない

    結果として、異質なものが目立って当然となる
    「私はできないけど、あなたはできる」というのが当然として存在し
    感謝や評価が生まれやすいのかもしれない

    日本の会社においてはどうか
    よく聞く話で、ピラミッド構造の大企業の場合
    できる人より、できない(失敗)が無い人の方が出世するという話を聞く

    プラスが評価されるではなく、マイナス評価(マイナスは評価が低くつく)の考えだろう
    これは「やって当然」の考えに通じるだろう

    評価への考え方は人の行動を変えるので
    失敗はダメという考えになるかもしれない

    その考えになると以下のような事が起きるのではないか
    ・新しいことに挑戦しない
    ・できることに評価が当たらないと思う
    ・耳が痛い話を聞くとビビる
    ・できない時に本音を発しない

    最後の、本音を発しない状態が続くと
    争いが起きるか、本音に蓋をし続けるか
    どちらも健全ではないだろう

    本音を聞き出す場を想像すると1on1がある
    実態としては、メンバーの本音を聞き出すのが難しいというマネジャーの方の声をよく聞く

    例えば、メンバーがうまくできていない時に
    すんなり本音を出すだろうか
    もし「やって当然」の前提の上であれば
    すんなり本音は出てこないのではないか

    1on1のスキルを上げるのは重要だが、
    そういった前提を組織から払拭することが必要なのかもしれない

    スキルは、行動や言葉のレベルなので
    比較的見えやすく聞こえやすいので顕在課題になりやすい。

    しかし、ドエラ・メドウズの氷山モデルの通り、
    普段見えない、聞こえない、暗黙の前提部分から変えていかないと
    真の変革にならないのだろう

    その見えない前提部分にどう立ち向かうのか
    ここに挑戦するのがブリコルールの良さでもあると思うので、
    自分自身もここを意識してお客様の為に頑張っていきたい

    西村元太

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